気になる部屋の臭い…すぐにできるおすすめの消臭方法

更新日:2024年11月18日

気になる部屋の臭い…すぐにできるおすすめの消臭方法

「外から帰ってきたら、なんだか部屋が臭う…」という経験は誰しもがありますよね。でもこの臭い、自分では気がついていないだけで、もしかしてずっと前から臭っていたのかも…。

そこで今回は気になる部屋の臭いの原因やおすすめの消臭方法を解説します。

1.そもそも部屋が臭う原因は?

主に部屋が臭う原因には次のようなものがあります。

  • ・食べ物の臭い
  • ・増殖した菌の臭い
  • ・カビの臭い
  • ・体臭
  • ・アンモニア臭
  • ・ペットの臭い
  • ・たばこの臭い

一時的に発生した臭いであれば、ゴミを捨てたり、換気をするだけで十分外に出すことができます。

ですが、汚れや雑菌、カビなどが臭いの原因の場合、それらを根本的に取り除かない限り臭いの解決にはなりません。

まずは臭いの発生源となっている場所を特定し、適切な対策をするということが一番の消臭方法といえます。

2.臭いが気になる時にチェックすべき場所

では、実際に部屋が臭う時にチェックしておきたい場所と、その対策方法をご紹介していきます。

①玄関

玄関が臭ってしまう主な原因は、靴や下駄箱、玄関マット、濡れたまま放置した傘などです。

一日中履いた靴は足の汗で蒸れやすく、皮脂汚れ、ホコリや砂が溜まります。それらをエサに雑菌が繁殖することで、悪臭を放ちます。また雨に濡れた傘を放置していると、傘から生乾きの臭いが…ということも。

玄関はもともと外気の影響を受けやすく、湿気が溜まり、雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。とくに夏場や梅雨の時期には、注意が必要です。

玄関の臭い対策でできること

  • ・靴は洗ったり、ブラシで汚れを取り除く
  • ・玄関床や下駄箱の掃除をする
  • ・充分に換気をする
  • ・玄関マットの掃除や洗濯をする
  • ・傘を洗ってしっかりと乾かす
  • ・除湿剤や消臭剤を使う

定期的に玄関や下駄箱を換気したり、靴をしまう時は乾かしてから収納するといった予防対策もおすすめですよ。

②お風呂・洗面所

お風呂や洗面所が臭ってしまう主な原因は、排水口、お風呂の壁や床、バスタオルやマットなどです。

毎日使う場所なので、排水口には髪の毛や皮脂汚れ、石鹸カスが溜まりやすく、それらがドブや硫黄のような臭いを発します。またお風呂の床や壁にも汚れは付着していて、モワっとした臭いの原因になります。

バスタオルや手拭きタオル、足ふきマットも、洗濯をせず何日も連続で使っていると、雑菌が繁殖し生乾き臭がしてしまいます。そうすると、普通に洗っても臭いがとれなくなってしまいます。

お風呂・洗面所の臭い対策でできること

  • ・排水口やヘアキャッチャーを掃除する
  • ・お風呂の壁や床を掃除する
  • ・タオルや足ふきマットを洗濯する
  • ・換気扇回りを掃除する
  • ・防カビ剤を使用する

浴槽や排水口に目が行きがちですが、汚れが目立たない壁や床、椅子やお風呂の蓋から臭いがしていることがあるので、しっかり掃除しましょう。また汗をかいた衣類の放置もNGです。こまめな洗濯するようにしましょう。

③トイレ

トイレが臭う主な原因は、便器の汚れ、床や壁の汚れ、トイレマットなどになります。

尿はねが最も臭いの原因になりやすく、見た目では綺麗に見えても、便座の裏側や壁や床に飛び散っており、放置されることでアンモニア臭を発します。

トイレは人の出入りも多く、ホコリも溜まりやすいです。ホコリが湿気と合わさって雑菌が繁殖しますので、トイレ室内の掃除や換気扇のお手入れも定期的に行いましょう。

トイレの臭い対策でできること

  • ・便器の掃除
  • ・壁や床を掃除する
  • ・換気扇回りを掃除する
  • ・マットなど付属品を洗濯、交換する
  • ・消臭剤を使用する

トイレマット、スリッパやカバーなどの付属品にも汚れが付着していることがあるので、備品類のお手入れも欠かさずに行いましょう。

④キッチン・台所

キッチンの臭いの原因は、溜め込んだゴミ、ゴミ箱、コンロや床、壁についた油汚れ、排水口、タオルや布巾など、複数の要因があります。

とくに三角コーナーやゴミ受けにあるゴミの放置や床やコンロの油汚れをそのままにすることで、雑菌や酸化した臭いがしてしまいます。

また濡れたまま放置したタオルや布巾、使い続けているスポンジ、しばらく洗っていないゴミ箱なども雑菌の温床です。こまめな洗濯や交換をするようにしましょう。

キッチン・台所の臭い対策でできること

  • ・コンロや床、壁の掃除をする
  • ・排水口や三角コーナーの掃除・除菌をする
  • ・ゴミ箱を洗う
  • ・タオル、布巾、食器スポンジの洗濯や交換

また、こまめに掃除をしているのに、シンク下から臭いがするという場合は、排水トラップや排水ホースの不具合で下水の臭いが漏れていることがあります。一度チェックしてみてくださいね。

⑤リビング・寝室

リビングや寝室が臭う原因は、ソファ・カーテン・寝具などのファブリック類やエアコンなどです。

リビングは家族が集い、食事やリラックスしたりする場所です。家族が行きかう分、汚れやほこりも溜まりやすく、またファブリック類には人の汗や汚れが付いたり、臭いも染み込みやすいです。

また食事やたばこの臭い、ペットの臭い、育児・介護ででる臭いなど、様々な臭いが複雑に混ざり合い、その複合臭が悪臭と感じてしまうこともあります。

リビング・寝室の臭い対策でできること

  • ・掃除機をかける
  • ・カーテン、ラグ、寝具などを洗濯する
  • ・充分に換気をする
  • ・エアコン掃除をする

ペットを飼っている場合は、ペット用品のお手入れも欠かせません。汚れるスピードが遅いものの、壁や天井にもホコリが溜まっていきますので、ドライシートで拭き掃除をするのもおすすめです。

3.とにかく急いでいるときは?

部屋の臭いが気になっても「掃除をしている時間がない」「今日中に何とかしたい!」場合もありますよね。

そんな時は部屋の換気やゴミ捨てを行った後、消臭剤などに頼るのが一番早いでしょう。即効性を考えるならスプレータイプがオススメ。スプレータイプのものは化学反応によって、臭いを消してくれます。

ただし、スプレータイプは、トイレや調理後など突発的な臭いには強いのですが、持続性は期待できません。置き型タイプはスプレーに比べると即効性には欠けますが、長期間消臭効果を発揮してくれますよ。

ただしどちらも根本解決にはならないので、徹底した掃除をすることが一番の解決方法になります。

4.まとめ

人が生活をする限り、大なり小なり臭いは出てしまうものです。ただ部屋の臭いに鼻が慣れてしまい、自分では気づかないということはよくあります。

なるべく日頃から小まめに掃除や換気を徹底し、臭い対策を行うことが重要です。臭いが気になる時は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。

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