地震対策できてる?自宅でできる地震対策6選

更新日:2024年11月26日

地震対策できてる?自宅でできる地震対策6選

日本は世界でも有数の地震大国であり、いつどこで地震が発生するか予測できません。近年は地震の発生頻度が増し、多くの方が不安を感じる状況です。しかし、普段からの備えで被害を最小限に抑えることができます。いざというとき、自分や家族の命を守るために家庭での防災対策を見直し、備蓄品や避難ルートの確認を行いましょう。今すぐ始められる簡単な対策から、一緒に地震への備えを整えていきましょう。

1.自宅でできる地震対策6選

①家具や家電などの転倒・落下・移動防止対策を行う

地震の被害は室内での家具や家電の転倒や落下が原因となり、多くの負傷者が出ることが分かっています。特に家具の転倒やガラスの飛散によるケガが多く、避難経路が塞がれることで避難が遅れる場合もあります。安全対策として家具は可能な限り収納スペースにしまい、ドアや廊下など避難経路をふさがないように配置しましょう。

  • 【被害事例】
  • ・倒れた家具の下敷きになりケガをしてしまった
  • ・ドア付近にある家具が転倒・中の物が散乱し、避難経路がふさがれてしまい部屋に閉じ込められてしまった

家具などはL字金具での壁固定が最も効果的ですが、難しい場合は突っ張り棒やストッパー式などの器具を組み合わせると効果が上がります。照明や水槽、ウォーターサーバーも同様に対策が必要です。

②飲料・食料の備蓄

災害はいつ起こるかわかりません。大地震や台風、豪雨といった災害が発生した際、電気・水道・ガスなどのライフラインが停止し、物流も滞る可能性があります。その結果、食料や日用品が手に入りにくくなるため、事前に防災備蓄を準備することが私達の生命と安全を守る鍵となります。過去には、災害発生からライフラインが復旧するまで1週間以上かかることが多く、最低でも3日分、できれば1週間の備蓄が必要とされています。

防災備蓄とは

  • 防災備蓄は、地震や台風、豪雨などの災害や緊急時に備えて、食料や水、医薬品、生活用品など必要な物資を計画的に準備しておくことです。災害発生後にライフラインが停止したり物流が途絶えたりした場合でも、一定期間自給自足を可能にするための準備です。これにより、救援物資の到着が遅れる場合でも自力で対処できる時間を確保できます。

【防災備蓄リスト】

防災備蓄には以下の点に注意して準備しましょう

水と食料 ・1人1日あたり3リットルを基準に、最低3日分の水や食料を家族全員分を揃える
・食料は主食だけでなく、副菜や主菜を含め栄養バランスを考える
・火を使わずに食べられるものや調理が簡単なものを選ぶ
・家族構成(乳幼児・高齢者・食物アレルギーなど)を考慮した食料品を用意する
※余裕がある場合にはお菓子や嗜好品の備蓄も、ストレス軽減に役立つためおすすめです
生活用品 ・停電や断水に対応できるものを準備する
(カセットコンロ、懐中電灯、ラジオ、モバイルバッテリー、トイレットペーパー、ビニール袋など)
衛生用品 ・健康と清潔を保つアイテムを準備する
(ウエットティッシュ、簡易トイレ、常備薬、マスクなど)
・家族構成に合わせた準備(生理用品や紙おむつ)を少し多めに備えておく

ローリングストックの活用

  • 「ローリングストック」とは、日常的に使用する食材を少し多めに購入し、消費した分を買い足して備蓄を維持する方法。これにより、無駄を省きつつ、常に一定量の食料品が家庭にストックされている状態を保つことができる。保存性の高いレトルト食品や缶詰を活用し、日常生活で食べなれた物を備蓄に取り入れるのがポイント。

非常食や備蓄品は玄関や寝室、屋外の倉庫などすぐに持ち出せる場所に保管し、家族全員が場所を把握しておきましょう。また、1カ所にまとめるのではなく、車や勤務先、トランクルームなど複数の場所に分散して保管することで、災害時に特定の場所が使えなくなっても必要な物資を取り出せるよう備えておくことが大切です。

防災備蓄は、災害時に家族の安全と心の安定を守る重要な備えです。食料や水、生活用品を日常的に点検・補充し、いざという時に安心して生活できる環境を整えましょう。

③非常用持ち出しバッグ(防災バッグ)の準備

災害時には自宅に留まることが危険な場合もあります。そんな時に役立つのが防災バッグ(非常用持ち出し袋)です。防災バッグは避難時に必要な物資を一つにまとめたもので、迅速かつ安全に避難するために欠かせないアイテムです。

    【防災バッグの準備ポイント】

  • 最低限必要な物資をまとめる
  • 貴重品、水、衛生用品など、持ち運びやすく最低限の物だけを準備

  • 家族構成に応じた準備
  • 女性や子供、高齢者など、それぞれの状況に必要なものを追加する

  • 日頃から備える習慣を持つ
  • 使っていないリュックサックなどに入れることで無理なく準備ができる

防災バッグの中身リスト

  • 飲料水・食料品・貴重品・懐中電灯・ラジオ・携帯電話の充電器・ヘルメット・マスク・トイレットペーパー・衣類・下着・タオル・防寒具・救急用品・常備薬など

事前に準備をすることで、いざという時の安心と安全につながります。防災バッグを日常的に点検・補充し、家族全員が保管場所を把握しておくことを忘れずに行いましょう。

④住宅周りの安全を確認する

地震対策として、家屋や庭の安全を確保することも重要です。

家屋の強度や古いブロック塀、屋根瓦、アンテナを点検・補強し、植木鉢や工具、大型オブジェなどは転倒防止のため固定しましょう。また、倒木リスクのある樹木の剪定し、庭や物置に放置している不用品は避難の妨げになるため早めに整理整頓し、自治体や専門業者のサービスを活用して処分を行いましょう。

⑤避難場所・避難経路を確認する

災害時の安全を確保するためには、避難場所や避難経路を事前に確認しておくことが重要です。まず、自宅や職場、学校など日常生活を送る地域の災害リスクを把握し、市町村が提供する防災情報マップやハザードマップを利用して、近隣の避難場所を確認しておきましょう。広い避難場所の場合は家族が集合する具体的な場所を決めておくと安心です。避難経路は実際に歩いて危険個所を把握し、安全なルートを確認しておくことが大切です。防災マップなどを活用して複数の避難経路を調査し、家族間で共有しましょう。また、災害の種類によって利用できる避難所が異なる場合があるため、災害別に利用可能な避難場所や経路を確認しておくと、より安心して行動できます。

避難場所と避難所の役割の違い

  • 避難場所:災害発生時に一時的に安全を確保するための場所
  • 避難所:住居が利用でいなくなった場合に一定期間滞在するための施設

日頃から避難場所や経路を確認し、防災グッズや備蓄品の準備も合わせて進めておくと災害時に慌てずに行動できます。これらの対策を徹底することで災害時に安全な場所へ速やかに避難できる可能性が高まり、家族や自分自身の命を守る行動に繋がります。

⑥家族間の安否確認方法を決めておく

災害時の家族間の安否確認を確実にするために、事前に連絡方法や落ち合う場所を家族で話し合いましょう。電話やインターネットが繋がりにくい状態になる可能性があるため、災害用伝言ダイヤル(171)やWeb171、携帯各社の災害用伝言板を活用するのがおすすめです。遠方の親戚や友人を連絡役にする三角連絡法も有効です。また、子供が通う学校や幼稚園の対応も確認しておきましょう。複数の方法を試し、いざという時に備えておくことが大切です。

2.あると便利な防災グッズ

防災グッズは、もしもの時に備えて日頃からしっかりと準備しておきたいものです。季節や環境に応じて必要な物は変わるため、定期的に見直すことが重要です。基本的な食料や衛生用品だけでなく、余裕があれば追加で用意しておくと安心なアイテムもあります。

手回し式ラジオ・ポータブル電源・携帯浄水器・ソーラー充電バッテリー・寝具・ドライシャンプーなどの生活必需品に加え、現金、筆記用具・イヤホン・おもちゃなども準備しておくと安心です。また、アロマオイルや安眠用品、ボディシートなど快適さを保つためのアイテムもおすすめです。
この機会に自分や家族の必要な防災グッズを見直し、しっかりと備えましょう。

3.まとめ

地震対策は日頃の備えが命と生活を守る鍵です。家具の固定や備蓄品の準備、避難経路の確認など、小さな行動が大きな安心につながります。このコラムでご紹介したポイントを参考に、無理なく日常生活の中で地震対策を取り入れてみてください。小さな一歩の積み重ねが、大きな安心を生むはずです。大切な人たちを守るために、今すぐ行動を始めましょう。

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