更新日:2026年10月16日
「どこからかハエがわき、気が付くと何匹も飛び回っている…」という時は、家の中や周辺環境に何かしらの発生源があることがあります。
動きが早く、あちこち飛び回るハエが家にいると、ストレスになるだけでなく、衛生面も不安になりますよね。そこで今回は、ハエが発生する原因や自分でできるハエの駆除方法について解説します。
家の中に発生するハエにも、いくつか種類があり、その種類によって、好む場所や条件にも違いがあります。
ハエの種類が分かると発生源や原因を突き止めやすくなるので、まずはどんなハエが発生しているのか、確認してをしてみましょう。

一般的に「コバエ」と呼ばれるものは、小さなハエの総称であり、約2~3mmほどのハエのことを指します。体が小さいので家の中に侵入しやすく、種類によっては室内でも繫殖しやすいという特徴があります。
色は黄赤色で、生ゴミに発生します。とくに腐った果実を好み、飛ぶよりも壁などの上を歩きまわることが多く、人が近づくとふわっと短く飛ぶ動きをします。
色が黒く、動きが俊敏で、ちょこちょこと歩き回ったりするのが特徴です。腐った植物やゴミなどに発生し、食品など、とくにお肉などにもぐりこんで卵を生むこともあります。
小さな黒っぽいハエで、人の周りよりも、湿気が多く薄暗いところや観葉植物・鉢植えの土の近くでよく見られます。水やりの頻度が多かったり、土が乾きにくい環境が続いたりすると、鉢土の中で幼虫が育ちやすくなります。
蝶々のような見た目で体に細かい毛が生えているのが特徴です。水回りの汚れや排水口や排水管のヘドロから発生し、室内に侵入することがあります。飛ぶというよりも、パタパタ・フワフワと短い距離で飛ぶイメージです。

いわゆる大き目のハエは、屋外から侵入するケースも多く、家の中に入ってきたからと言って、必ずしも室内に発生源があるとは限りません。家庭でよく見かけるハエの種類や特徴には次のようなものがあります。
家の中で見かける頻度がもっとも高いのがイエバエで、灰色っぽい体が特徴です。生ゴミや動物の排泄物などに集まります。活発に飛び回り、食べ物や壁に止まる動きが特徴です。
灰色の体に、黒っぽい縞模様があり、比較的活発に飛び回ります。動物の死骸や排泄物に集まるのが特徴で、屋外から室内に侵入することがあります。
黒色で体が大きく、力強く飛ぶため、一般的なコバエとは明らかに違います。動物の死骸や腐敗した肉類に集まり、家の中に発生するというより、外から侵入するケースが多いです。
参考:「ハエを知る」「コバエを知る」—アース製薬公式ホームページ

ご紹介したように好む場所は違えど、ハエはゴミがある場所や不衛生な場所を好む傾向があります。
家の中でハエを頻繁に見かけるようになった時は、家の中や周辺にハエが発生しやすい環境がないか、思い当たる場所を確認しながら、原因を探ることが重要です。
食べ物を頻繁に扱う場所はとくにハエが発生しやすい場所です。生ゴミを溜め込んでいたり、汚れを蓄積していたりすると、ハエを引き寄せる原因になります。
次のような状態になっていないかチェックしてみましょう。
キッチン・浴室・洗面所などの排水口周りは食べ残しや石鹸カス、皮脂などが溜まりやすい場所。蓄積した汚れや臭いがハエを引き寄せる原因になります。また、湿度が高いので、生息・繁殖しやすい環境なので、細めなチェックが必要です。
庭やベランダに落ち葉や枯れ草、動物の排泄物や生ゴミを放置していると、ハエが集まりやすくなります。ベランダや庭を経由して室内に入り込むケースもあるので、かならずチェックしておきましょう。
また植木鉢や観葉植物の土、堆肥などがハエの発生源になることもあります。ベランダや庭をきれいにしていても、土が原因でハエが発生しているということもあるので、確認してみましょう。
動物の排泄物も、ハエを引き寄せる大きな原因になります。
ご自宅でペットを飼われている場合は、こまめに掃除をして排泄物を残さないようにしましょ。とくに屋外で飼われている場合は、排泄物が残っていないか確認することも大切です。
家の中や庭、ベランダ周りをいくら確認しても発生源らしきものが見当たらない場合、屋根裏や床下など普段目にしない場所や、周辺の道路や空き地、近隣の住宅などが発生源となっているケースもあります。
こういった場合は自力での対処が難しくなるため、自治体や専門機関などに相談をしましょう。

ハエが家の中を飛び回り、チラチラと視界に入ると「気になるけれど、そこまで深刻な問題ではないのでは?」と思う方もいますよね。
しかし、ハエは食べ物やゴミ、排泄物など、汚れたところを歩き回り、足や体についた細菌などを運ぶ可能性がある衛生害虫でもあります。
ハエの種類によっては、家の中やその周辺で産卵し、幼虫が発生することもあり、気づかないうちに繁殖して数が増えてしまうケースもあるので、放置せず、できるだけ早めに対処することが大切です。
では、実際にハエを家や部屋の中で見かけた際に取るべき方法についてご紹介します。
もっとも一般的なスプレータイプの殺虫剤は、ドラックストアなどで気軽に購入でき、即効性があり、素早く飛び回るハエも簡単に駆除できます。
汚れやべたつきが気にならず、お子さまやペットがいる家庭でも使いやすい水性タイプや、駆除だけでなく予防もできる殺虫スプレーなど種類も豊富です。
製品によって効果のある虫の種類が異なるので、購入の前に対象となる虫を確認しておきましょう。
駆除したハエが落ちてくるのが苦手、殺虫剤を家で使いたくないという方には、ハエを誘引して捕まえる置き型・粘着タイプの駆除剤がおすすめです。
ハエが発生しやすいキッチン周りや、大量に発生し駆除が難しい場所などに置いておくだけで手軽に対策できます。
ただし、捕獲までに時間がかかることもあり、さらに、捕まえたハエが目に入ってしまうため、見た目が気になる方には注意が必要です。
素早く飛び回るハエを叩き落すのは、なかなか難しいところですよね。コツはとにかくゆっくりと近づき、素早く一気に振り下ろすこと。
定番であるハエたたきは、網状になっていて空気抵抗が少ないぶん、素早く振り降ろすことできるので、やはりハエを叩き落とすには持って来いのアイテムです。
他にもハエは風を当てると、飛ばされないようにその場でしがみつき動けなくなる習性があるので、ドライヤーで冷風を当て、とまった瞬間を狙うという方法もありますよ。
「駆除剤が手元にない、でもハエを叩くのも苦手…」という場合は、家の外へ誘導するというのが効果的です。ハエは、明るい場所を好むので、部屋を暗くして、窓やベランダのほうだけ明るくすると外へ誘導しやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

再びハエが部屋に寄ってきてしまわないよう、ハエが発生・繁殖しやすい環境そのものを失くすことも大切。
生ゴミや食べ残しはハエを引き寄せる原因になるため、溜め込まず、できるだけこまめに処理しましょう。つい忘れがちですが、ゴミ箱自体も定期的に掃除し、清潔を保つようにしましょう。
キッチンや洗面所、浴室のゴミ受けや排水口を定期的に掃除しましょう。毎日使う場所なので、どうしてもすぐに汚れが溜まります。できるだけこまめに掃除をすることが大切です。
ベランダの排水溝に溜まった落ち葉や土、泥などを取り除き、植木鉢の周辺も清潔に保ちましょう。庭では、枯れ葉や腐った植物、ペットの排泄物などを放置しないことも重要です。
発生源を取り除くだけでなく、外からハエが入ってこないようにすることも大切です。ハエは小さな窓や網戸に隙間がないか確認し、必要に応じて補修しましょう。また、玄関や窓の開閉をできるだけ短時間にすることも、ハエの侵入防止につながります。
清潔にしているつもりでも、どこからかやってくるハエですが、ちょっとした習性を知るだけでも、対策しやすくなります。ぜひ今回ご紹介した内容を、日々のハエ対策にお役立てください。
専門サイトなどの情報をもとに、ハエの習性、発生しやすい場所や原因、対策についてまとめました。ぜひ暮らしく中のハエ対策にお役立てください。